清水港客船誘致委員会

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清水港開港110周年記念

清水港開港110周年特集~清水港の歴史~

概要

清水港の歴史は、遠く西暦600年代(奈良時代)まで遡り、当時百済への救援船がここから出港したとの記録が残っています。 1500年代から1700年代(戦国時代から江戸時代)には、軍事上の要地として、また、海陸の交易地として幕府から重用されてきました。

清水港の近代港湾としての幕開けは、1899年(明治32年)8月4日の開港場指定から始まります。

明治期における蒸気機関の登場や産業の近代化と機を同じくして開港し、お茶の海外直接輸出に始まり、柑橘、缶詰、オートバイ、楽器等、静岡県内をはじめとした近隣地域の生産品を中心に、臨海部の工業化の進展に合わせ、港域と機能を拡張しました。

また、時代の要求によるコンテナ輸送への対応にもいち早く応じ、国内有数の輸出港として成長するとともに、木材、大豆、ボーキサイト等の原材料の輸入港としても、県内及び中部日本圏経済を支え、高度経済成長期の日本で重要な役割を果たしてきました。

港の移り変わり


江戸  
江戸と大阪を結ぶ重要な港として、米と塩を主に扱い、たくさんの千石船などで賑わっていました。
明治 1878
(明治11年)
現在の日の出マリンパークの周辺に波止場が作られました。
1899
(明治32年)
外国との貿易が始まる(開港場に指定)
1906
(明治39年)
静岡茶を初めてアメリカに輸出。お茶の輸出が盛んでした。
大正 1923
(大正12年)
関東大震災。復興に大量の木材が必要になりました。
昭和 1927
(昭和2年)
折戸湾に貯木場が完成。日本有数の木材輸入港となる。
1930
(昭和5年)
マグロ油付け缶詰の輸出が始まりました。
1952
(昭和27年)
国の特定重要港湾(国が外国との貿易で特に重要だと定めた港)に指定。
1970
(昭和45年)
初めてのコンテナ船が入港。
1982
(昭和57年)
袖師コンテナターミナルがオープン
平成 1990
(平成2年)
豪華客船クィーンエリザベスⅡ号が入港。(この年から清水港に多くの客船が訪れるようになります。)
1999
(平成11年)
日の出地区にドリームプラザやマリンパークなどができ、1日遊べる楽しい港になりました。(開港100周年)
2003
(平成15年)
新興津コンテナターミナルオープン。
2006
(平成18年)
お茶輸出100周年
2009
(平成21年)
開港110周年