清水港客船誘致委員会

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練習船の実習生は、どんなことを勉強しているのですか?
実習生は、船舶の保守に必要な「技能」や船舶の運航に必要な「技術」を勉強しています。また、厳しい訓練を通じて、協調性・積極性・責任感・注意力 判断力を身に付けていきます。

「帆船」に乗らなければ、「船員」になることはできないのですか?
「帆船実習」が必須のコースもありますが、それ以外の実習生も船員に必要な資質を養う意味から可能な限り「帆船実習」を行っています。帆船は、皆で力を合わせなければ、前へ進むことはできません。実習生は、皆で協力して行う様々な作業を通じて、仲間を思いやり、そして「海」と「船」にやさしい「船員」に成長していきます。

「船」ではどんな人が働いているのですか?
船には操船する人、機関を守る人、食事を作る人などが、乗っています。全ての乗組員が、協力しあい、安全運航を心掛けています。

その1.白い船体の青い線をよく見てください。

「日本丸」は濃い青い線が一本で「海王丸」はライトブルーの二本線です。
※海王丸のブルーライン2本は細いので、少し離れると1本に見えます。

その2.船首像 (フィギアヘッド)を見てください。

「日本丸」の船首像は“藍青(ランジョウ)”と言い女神が合掌しています。

「海王丸」の船首像は“紺青(コンジョウ)”と言い女神が笛を奏でています。

その3.救命艇の色を見てください。

「日本丸」の救命艇は全体がオレンジ色です。海王丸の救命艇は船体が白色です。
※遠目の場合、救命艇の色で区別できます。

日本丸
海王丸
建造場所
住友重機浦賀造船所
住友重機浦賀造船所
進水日
昭和59年2月15日
平成元年3月7日
総トン数
2570トン
2556トン
全長
110.09メートル
13.8メートル
機関種類
ディーゼル
出力
1500馬力×2/2206kW
航海速力
13.20ノット
12.95ノット
実習生
120名
130名(研修生を含む)
乗組員等
70名
69名
特徴 昭和59年に、それまで50余年にわたって海の若人を育ててきた初代日本丸の代替船として建造された世界最大級の帆船。帆走性能は初代日本丸をはるかにしのぎ、世界でも有数の高速帆船です。帆を広げた華麗な姿から「太平洋の白鳥」と呼ばれています。 日本丸の姉妹船として、平成元年に建造されました。就航以来、世界中の練習帆船が帆走性能を競い合う「ボストンティーポットトロフィ」を何度も受賞しています。また、海王丸では一般の方を対象にした「体験航海」を実施しています。